
プロフィール
Lambの音楽は繊細で艶のある工藤敦子の声と、中村栄之輔の作る独特のエレクトロニック・ラウンジ・トラックからできている。かつて萩原健太、篠原章など多数の音楽評論家から評価された中村は現在、自身のユニットでテクノに活動の場所を移しながらも、Lambではポップスのエッセンスを凝縮させている。様々な音響要素が絡むボサノヴァに乗る工藤の優しい声は聴く者を和ませる。最近ではキーボードマガジン誌において音楽家渋谷慶一郎氏から高い評価を受けた。
インタビュー
- Radio307
- プロフィールをお願いします。
- 中村
- 99年に東京で結成しました。友人と工藤さんとのバンドのライヴを僕が見に行ったのがきっかけです。01年夏にネット上で曲を配信して各方面で評価され始めてから活動が盛んになりました。いわばネット時代の申し子です。僕は音楽を仕事の一部にしていて、他に映画ライターもやっています。教育機関にも携わっています。
- 工藤
- 私は診療所の看護婦をしています。
- Radio307
- どういう音楽を目指していきたいですか?
- 工藤
- 聴いた人が気分転換できるような音楽です。
- 中村
- 目標はないです。今まで通り、まず第一に自分が興奮できる音楽を作り続けたいです。
- Radio307
- 影響を受けたアーティストは?
- 工藤
- sarah 、TLC 、P-FUNK、小川美潮などです。
- 中村
- J・L・ゴダール、小津安二郎、D・リンチ、岡本太郎など。
- Radio307
- 製作環境について教えてください。
- 中村
- 録音は僕の自宅ですべてを行っています。機材は70年代後半~80年代の機材の質感が好きなので、その時代のシンセサイザーやサンプラー、エフェクターを使っています。シーケンサーもパソコンを使わず80年代後期の単体シーケンサーです。MTRはデジタル・テープ・メディアとHDを併用していますが、曲によってはアナログMTRを使います。曲で言うと『GLIDER』『PEACH』などがアナログです。ミキサーもアナログとデジタルを曲によって使い分けています。
- Radio307
- 普段はどのような音楽活動をしていますか?
- 工藤
- Lambでの録音作業です。
- 中村
- Lambの他にstrobo salon (ストロボ・サロン)、MELOS (メロス)というパーマネント・ユニットで活動しています。ジャンルは自分で命名した"エレクトロニック・ラウンジ"です。不定期ユニットではPENDULUM (ペンデュラム)というクラブ・ミュージック・ユニット。去年惜しくも他界してしまった伊藤久美子さんという素晴らしい女性ボーカリストと組んでいたR&B系ユニットのSaft (ザフト)。また僕は以前、ソロのシンガー・ソング・ライターだったのでその時代の音源もネット上で公開しています。この5つの音源に興味がある方は検索サイトで調べてお聴き下さい。
- Radio307
- 今後の活動予定は?
- 中村
- 現在、新曲5曲の録音を同時進行中です。完成したら随時ネット上で公開します。またライヴの依頼もちらほら来てはいるのですが、腰が重くて立ち上がれません。WEBHEADというラジオ番組 (文化放送デジタル・ラジオ)で他アーティストとLambとのコラボレーション企画も始まっていて10月にCDリリース予定です。
トラックリスト
- Sunflower
- Peach (chimpanzee remix)
- Organica
関連サイト
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